秋も深まってきた今日この頃、毎年やってくる“食欲の秋”シーズンにもれなくはまり、体重の増加が気になる季節になりました。
さて、先日某TV番組で「B-1グランプリ」なる大会を放送していたのを皆さんご覧になりましたでしょうか?
その名の通り全国のB級グルメ王座決定戦で、例えば焼そばや焼き鳥、おでんなど美味しいけどA級のご馳走ではない各地の名産が登場する大会です。第1回は青森県八戸市の「せんべい汁研究所」という所が企画・開催し、最初は10団体くらいの小規模な大会だったのですが、いまや全国放送でとりあげられるような大きな大会に成長しています。何気なくTVを見ていると、我がふるさと青森県黒石市の「つゆやきそば」が全国7位にランクインしているではないですか!!
青森県黒石市とは、人口4万人弱の過疎化が進む小さな市です。駅前の人通りも少なく、商店街はシャッター街と化しています。
先日ニュースで、「早期健全化団体」に指定されていました。「早期健全化団体」とは、いわば“第2の夕張市”です。
夕張市は「財政再生団体」に指定され、その財政は国の管理下におかれ財政再建を行っています。夕張がレッドカードとすれば、黒石市はイエローカードなのです。
その黒石市の名物「つゆやきそば」を、ゲストの上戸彩さんが「おいしい!!と言って食べてくれていました。心の中で、「もっと言ってくれ、もっと美味しい顔をしてくれ~!!」と思った私は、気がつかないうちに郷土愛を持っていたんだなぁ思い知らされました。
毎年B-1グランプリで優勝した地域には、約30億円の経済効果があるそうです。いつか「つゆやきそば」が優勝してくれれば、観光客が増えて財政赤字に歯止めがかかるのでは、、と期待しています。
ちなみにB-1グランプリは過去4回全国各地で行われていますが、その内2回は開催地が優勝をさらっています。なんだかんだ言って、みんな郷土愛が強いんですね。かくなる上は、地元開催の招致を目指すのが優勝への近道!
青森から遠く離れた大阪で、ふるさとの復活を願うのみです。
ちなみに第5回は神奈川県厚木市での開催が決定しています。
ご興味のある方は、是非足を運んでみて、そしてきっと出品される
であろう「つゆやきそば」を食べてみて下さい。美味しいですよ!
そして気に行って頂けた暁には、実際に黒石市に訪れて、「つゆやきそば」の食べ歩きをしてみて下さいね。
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